ウチのCB1300SBは2007年式。
フロントウインカーはシングルバルブでウインカーとポジションランプの機能を持たせているタイプ。2005年式なんかだとダブル球のタイプ。
話は逸れるけど、ホンダでシングルバルブで二つの機能を持たせた最初の機種はCRM250RR。いわゆる1994年式、Ⅲ型と言われている機種。(本当はⅣ型になりますが・・・)
オフロード車は出来るだけウインカーを小型化したい。安全のためにポジション機能も持たせたい。ダブル球では小型化できない。そんな理由からだったと思います。シングルバルブでウインカーの明るさ、ポジションの少し光度を落とした明るさを実現するためにウインカーリレーが特殊な機能を持ってます。ウインカー作動時は通常の作動をするものの、ウインカーが作動してない時は高速でウインカーバルブへの給電をON-OFFしています。これにより少し暗い明るさを実現しています。
で、ウチのCB1300のウインカーバルブをLED化したいと考えた時、このウインカーリレーがネックになってきます。ダブル球タイプならウインカーリレーをICリレーに替えればOKですがシングルバルブタイプはそうするとポジションが働かなくなります。それ以前にウインカー系統の配線が独特なため、配線を加工する必要があります。どう独特かというと、フロントの配線とリヤの配線が完全に独立していてウインカーリレーから出てくる配線の数が多くなっています。配線加工は出来ますが、それだとポジションが働かなくなってしまう。出来るだけ安くと色々考えてみましたが、リレーを替えるしか無さそう。ヤフオクでウインカーリレー&LED基盤セットが一番安かったのでそれに交換しました。LEDバルブに替えるタイプではなく、LEDの基盤に替えるタイプです。どっちがいいのかは分かりませんが・・・
ホンダ車は、例えばウインカーを右に出すと右側はポジション機能がカットされウインカーとして点滅、左側側はそのままポジションランプが点灯します。他メーカーはウインカー作動時は両方ともポジションランプがカットされることが多いようです。
で、このウインカーリレーは両方カットされる作動をします。この点だけちょっと残念です。まあしょうがない。
ウインカーは作動時に点滅することが必要です。点滅というのは、光って消えるという意味ですね。たまにウインカーを改造している車両でポジションランプ機能がウインカー作動時にカットされず、明暗になっている場合がありますが、あれは違反になります。車検も通りません。ポジションの作動はホンダ式でも他メーカー式でも問題ありません。なぜかホンダは反対側のポジションを消さない方式のため、それが良かったのになーと思ったりします。
早速取付。